中江博物館

武者小路実篤直筆の書
武者小路実篤直筆の書
常連だった武者小路実篤が扇に直筆した詩です。

「この道より我を生かす道なしこの道を歩く」

と書かれています。

桜肉料理専門店の中江にぴったりの詩だと思っております。

店内1階の壁に飾っていますので、いつでもご覧いただけます。

馬頭観音
馬頭観音
馬肉の店だけに「馬頭観音」を奉っています。
頭の上に馬の顔を乗せた観音様です。

競馬好きなお客様が大レースの前に、この観音様を拝んだら馬券が大当たりしたそうです。

それ以来、拝みにいらっしゃるお客様が増えました。

数年前の有馬記念では、拝んだ皆さん全員が当たったそうでうす。

店内1階のお席の上にあります。

美人画
美人画
たいへん古い美人画です。

菊正宗がお酒の宣伝に作った昔のポスターで、モノクロ写真に色を付けたものです。

昔は写真に着色専門の職人さんがいたそうです。

菊正宗の重役がご来店されたとき、この美人画をみて「本社にもこれは無い、ぜひ譲ってくれ」とお願いされました。

たいへん貴重なものらしいです。
もちろん丁重にお断りさせていただきました。

二階の大宴会場と小宴会場の両方に1枚ずつあります。

ご宴会でご来店の際にご覧ください。

百年前の鍋
百年前の鍋
創業当時に作られた鍋(奥の2つ)です。

手前の鍋と比べて、取っ手の形などが微妙に違います。
また、尺貫法で作られたのでサイズも微妙に違います。

戦時中、物資不足で軍部に提供しなければならなかったのですが、この鍋だけをこっそり隠していました。

残念なことに数年前に引退し、今は全部新しい鍋を使っています。
欄間の桜
欄間の桜
関東大震災後で倒壊した店舗を建て直したときに作られた欄間の飾りです。

桜鍋の店だけに、松竹梅に桜の模様が彫られています。

使われている材料が現代では貴重らしく、新たに作るのが困難だそうです。

店内2階の大宴会場の欄間です。

昭和初期の時計
昭和初期の時計
今も現役の時計です。

昭和初期のものなので、作られてから80年を超えています。

ゼンマイに鯨のヒゲを使っているため、壊れてしまうと修理がききません。

大切に、慎重に、毎日ネジを巻いています。

たまに時間がずれて、変なときに「ボーン」と鐘を鳴らすことがあります。

店内1階の壁に取り付けていますので、いつでもご覧いただけます。

屋根瓦のこだわり
屋根瓦のこだわり
昔の職人さんは、屋根瓦にもこだわりを持って店を作っていただいています。

瓦に「中」「江」の文字が入っています。

店の正面の屋根にあります。
見えにくいですが、背伸びしてご覧ください。

昔のベランダ
昔のベランダ
木造のベランダ(?)です。

ほとんど利用していませんが、乗るとギシギシしてちょっと危険な感じです。

2階大宴会場の外にありますが、ご覧いただくだけで、絶対にベランダには出ないでください。

中江店舗
中江店舗
中江の一番は、この店舗でしょうか。

関東大震災後に建てられ、太平洋戦争のときの東京大空襲にも奇跡的に焼け残り、現在まで80年以上頑張っている店舗です。

もちろん、あちらこちらを修理し、平成12年には内装を新しくしましたが、当時の趣を無くさないようにしました。

入り口すぐの鴨居が低くて頭をぶつけそうになるのも、2階への階段がたいへん急で足を滑らせそうになるのも、大正時代当時の作り方のようです。

四代にわたって同じ建物で店を切り盛りし、これからも倒れるまでこの店舗で皆様に桜鍋を楽しんでいただけるよう、まだまだ頑張ってもらいます。


急な階段
これがとても急な階段。

ご宴会などで2階をご利用の際はお気を付けください。

四季の馬
四季の馬
右から春夏秋冬の馬の画です。
「谷文晁」の作と伝えられています。

穏やかな春、荒々しい夏、ふっくらと肥えた秋、寂しげな冬と、それぞれ表情があってとても良い画です。

本物の文晁作であれば重要文化財ものでしょうか?

真偽のほどは確かめないで、皆様に観ていただき、楽しんでいただければそれで十分です。

店内1階の壁一面に飾っています。

著名人のサイン
著名人のサイン
ご来店いただいた著名な方のサインをいくつか飾っています。

写真は作曲家「團伊玖磨」先生です。

他にも「十一代目市川團十郎」「三代目三遊亭金馬」など数点を店内1階の壁に飾っています。

紫檀の床柱
写真だけだと何だかわからないと思いますが、床柱の材料に紫檀が使われています。

建築関係のお仕事をされているお客様に教えていただいたのですが、紫檀は現在では入手がたいへん困難で、このくらいの柱だと高級外車が買えるほどの材料費がかかるそうです。

背比べの傷などが無くて良かったです。

紫檀の床柱